SANGEAN ATS-909X

DEGEN DE17 と併せて,思い切って SANGEAN ATS-909X も買った。
ウェブ上でこのラジオの画像を見たとき,いかにもハイエンドで目の覚めるような機体のデザインだったので,欲しいっっ!と思った。
でも,お家賃1ヶ月分に迫るお値段なんで,ずっとガマンしていたのだった。


さすがは台湾(中華民国)のメーカーだ。大陸のメーカーにはこういうものはまだ作れなさそうだし,日本のメーカー*1が忘れてしまった意気込みを感じさせる。
きっとラジオ好きのデザイナーや技術者が製作に関わったのだろうと思わせる。
製品に,国や社会の勢いも反映されるんだろうか,ってことを思ってしまった。

DE1103 や PL-660 に比べて,デカいし重い。ポーダブルにしては重厚な感じだ。
郵便局留めで届いた荷姿をみて,その梱包のデカさとボコボコ加減*2に,局員のかたと思わず苦笑したほどだった。
付属品としてキャリングケースもついているが,屋外へ連れて行くのはためらってしまう。
ポータブルというより,机やテーブルの上で受信を楽しむのに向いている。AN-LP1との相性も良い。


音質は,高音域が抑えられている感じで,こもり気味。
NEWS/MUSIC の音質切り替えや,AM 帯の WIDE/NARROW の切り替えも甘く,「ほんとに効果出てんのかな?」と感じることもしばしばだ。
しかし,スピーカーで地元局の中波や FM を聞くには落ち着いた音で,好感がもてる。


私が買ったのはヨーロッパ仕様らしい*3が,FM は 76MHz からカバーしているので,日本の FM も十分に聞くことができる。
操作性もよい。チューニングパネル / ボタンを前面に配置しているのは使いやすい。
周波数のメモリーは若干クセがあるが,アルファベットで8文字まで局名などを打ち込めるのも使いやすい。
RF GAIN とか SQUELCH とかは,まず使わない機能だけど(というか,使い方が分からない),かつての据置型 BCL ラジオ並みの機能は盛り込んでいると見た。


「家に帰るとこいつが待っている」と思うと,毎日の重たい仕事にも少々は張りが出てくるというものだ。
今度の帰省のお供にもしようかと考えている。

*1:といっても,短波ラジオを作っているのは SONY だけになってしまったが。

*2:こんなにボコボコで届いたのは初めてだった。中身は無事だった。途中でかなり手荒い扱いを受けたのだろう。

*3:さっき,ワールド無線さんのサイトを見たら,一足違いでロシア仕様の取扱いを始めていた!くうううううっ,惜しい!!!