SANYO ICR-RS110MF


まずラジオレコーダー(ラジオ付きICレコーダー)を買った。
そういう機器があることは2〜3年ぐらい前から聞いていたが,なかなか食指が動かなかった。
一つには値段が張ること。1万円以下ならば「ちょっと我慢して他を切り詰めるか」と思うが,それ以上だとなかなか買おうという気にはならなかった。
もう一つは,録音はカセットでいいかと思っていたので,必要性を感じてこなかったことも大きい。
しかし。カセットでは長時間の録音ができない*1し,私が使っていたラジカセも1パターンのタイマー録音しかできなかった(しかも操作が面倒だった)ため,番組の録音には匙を投げてしまって久しかった。「TV録画(ビデオデッキ)でできることが,ラジオ録音ではどうしてできないのかな?もうっ!」という不満が長年ぶすぶすと燻っていたのである。


いろいろ検討した上で買ったのは,三洋の ICR-RS110MF 。使い始めて1ヶ月経つが,いやぁ,こりゃすげえ。曜日・時間を指定した録音や長時間のワイド番組や特番の録音もでき,ラジオ録音もやっと時代に追いついたかとの感がある(microSDカードもしくは microSDHCカードが必須)。
レコーダー本体を持ち出して,録音したものをそのまま聞けるのもいい。すっかり休日の散歩のお伴(w)となった。


ラジオの感度はレコーダー本体のみでは通勤ラジオ相当で頼りない。やはりクレードル(付属のスピーカー+アンテナ)に挿さないとラジオレコーダーとしての良さが出てこない。アンテナは少し前のミニコンポに付いてたのと似たようなものなので,AMは付属アンテナの横に TECSUN AN-200を添えて,FMはテレビ用の室内アンテナを接続して,ポータブルラジオ並みの感度が確保できる感じ。
FM は,受信環境に左右されるのだろうが,ステレオモードで録音するとノイズが入ることが多いのでモノラルで録音している。まあ,聞ければよいので私は気にならないけど。


三洋ってパナソニックの子会社になったから SANYO ブランドは消滅するんだよな。となると,「生産終了で在庫品のみ」という流れが見える。パナの現在の商品ラインナップから推測する限り,パナが後続機種を出すことも考えにくいだろう。あー,買っといて良かったわ。
電器店に行って気がついたが,この商品,ICレコーダーの括りで扱われているのが惜しい(まあ,ICレコーダーだし,ICレコーダーとしても十分使えるものなのだが)。


エアチェックが「死語」だと言われて久しいが,ラジオの録音に関しては未だに( MD を含めて)カセット・オーディオの時代のイメージから脱却できていないように,私には思える。ラジオ番組を録音するニーズはまだまだあると思うし,こういう機種がもっと色々と出て,ラジオ局でも着目して取り上げるようになればよいのだが。

*1:普及型のラジカセでオートリバース録再機能がついているものもごく少なくなってしまった。