気がつけば

気がつけば,いまの仕事に就いてこの9月で2年を迎えた。
やっと2年。だが経験としてはまだまだ。力量もまだまだ足りない。
飯を食っていけるような特技も資格も持たない私である。加えて年齢の問題。「辞める」という選択肢は初めからなかったが,この2年の間には数え切れないほどの失敗もあり,「自分は辞めたほうが,組織のためなのかな」とかなり落ち込んだ時期もあった。そうした時期を乗り越えてようやく2年が過ぎ,3年目に入った。


私の職場は,広い意味で「福祉系」に括られる。福祉系の避けられない傾向かもしれないが,多くの先輩方や同期に入った方が職場を去り,気がつけば自分の部署では私が一番の「古株」になってしまった。「えっ?こんな私が『古株』になっちゃって,果たしていいのか?」と,戸惑うこの頃だ。間違っても模範的な職員ではないし,おまけに人に教えるのが下手である。「人の上に立つ」タマではないことも,このかん身に沁みてよく分かった。
・・・とは言え,なっちゃったものは仕方がない。「苦手」のうちで克服できるものは克服をめざし,そうでないものは他のことでカバーを図る。それがこれからの私の課題だろう。


何かと日々「試練」の多い職場である。人と接することの難しさ。関係を取り結び,相手の方の「了承」や「納得」を得ることの難しさ。まあ,私のこれまでの人生は,激しい葛藤や衝突が少なかった(避けてきた側面も大きい)。しかし,それらを潜り抜けることが少ないまま歳を重ねていくのは正直言って不安である。それを仕事の場で,今勉強させてもらっているのだと,最近思うようにしている。
試練はこれからも続く。もっと図太く(←「鈍感」と紙一重のような気もするが。。。),それでいて仕事はもっとスピードを付けて,これからもこの職場で長く働いていきたい。