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電話機を失くす

電話機を失くしてしまった。職場用にも使っているものなので,慌ててしまったが,一方で「あー,このまま電話なしになるのも悪くはないか」という気持ちも頭をもたげてきて。
オウム事件」の頃に面白く読んでいた,松沢呉一(まつざわ・くれいち)さんの《鬼と蝿叩き》(翔泳社)のなかに携帯電話への違和感を表明した一文があったのを思い出した。読み返してみたいが,原本は既に手許にはなく,今でも入手できるかどうかも,定かではない。


最近の心境としては,あゆが《Trust》で歌っている:

「♪速すぎる 速度で取り巻く 世界には いつしか疲れて♪」

って言葉が,すごくぴったり自分に当てはまってるように思えて。
「情報」だとか,「調整してください」とか,「早くしろ」って言葉に追い立てられてしまってるような気がして,しんどいのだよね。正直。
一方で,スローなんとかだとか,「ワークライフバランス」などという最近のトレンドらしい言葉は,ほんと,「アナザー・ワールド」に聞こえるんだよな。「どこの世界の話だよ,ざけんじゃねえ!」っていうか。そんなものは,私の職場には,ない。


まあ,"Another World Is Possible" というスローガンもあるけども(w)。


おっと。電話機の話だった(汗)。
私はウィルコムユーザーで,最近はアドエスを使っていたのだが,紛失して,お店で代替品として貸し出されたのは「京ぽん改*1」。
うわー,懐かしい!以前はこれにするか,「京ぽん2*2」にするか迷った記憶がある。(そのときは結局京ぽん2にした。)
アドエスも使うとそれなりに面白いし,MS-Officeのファイルを扱えるのも利点ではあるけど,意外に使いこなせてはいなかった。PCに近い感覚で文章を打てるのはいいけども,PCそのものではないし,「電話」としての機能でもちょっと落ちる気がする。
で,ひさびさに京ぽん改のような「電話っ!」ってやつを手にしてみると,これが新鮮な感じに思えるから,ひとの感覚って勝手なもんだな。でも,電話は電話に徹するほうが私としては安心感がある。(私がいちばん好きなのは,通話機能のみに徹した機種なのだが,そういう機種を探すのがじつは一苦労なのだ。)


ということで,しばらくの間,借り物の京ぽん改で遊んでみよう。

*1:WX300K。すでに生産終了。

*2:WX310K