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散歩…健軍商店街まで

会食が終わって,帰りのバスまで時間があったので,健軍商店街まで歩いて散歩した。動植物園は水前寺江津湖公園とつながって,大幅に整備されているようだった。近所にこんな場所があったら毎日散歩するかもしれない。


しかし,子どもの頃に親しんだ健軍商店街に近づくにつれ,様相が一変してて*1,「あー,もう変わっちゃったんだなぁ」と,思わずつぶやいた。各地の商店街の例に漏れず,健軍商店街も以前の賑わいは感じられなかったのだった。一時期転勤で戻っていた頃(1994年秋〜1996年春)には,まだずっと活気があったはずだった。
日曜日ということを差し引いても,空き店舗がかなり目立っていたし*2,何よりあの吉久書店*3さんが消滅していたのはショックだった。かつては,熊本市内でも名の知れた書店の一つであり,安心して買い物ができる本屋さんだった。


「え?吉久書店がないっ!何かの間違いでは。。。(汗)」ほんとに動揺した。
隣の「すずや」さん*4ポストイットを買い,店の人に尋ねてみると「4年ぐらい前にお店を畳まれましたよ」とのことだった。吉久書店のない健軍商店街なんて想像したこともなかったのに,それはないよ,だった。
余談ではあるが,私がかつて勤めていた書店も,いまや民事再生法の下にあると聞く。書店ってほんとに厳しい状況なんだなぁ。。。


会食のときに,父が「やっぱり小泉改革が,デリバティブとかああいういらんことをやりだしてから,日本の社会をおかしくしてしまったと思う」と言っていたのを思い出した。父は昔からずっと自民党に投票してたひとだったので,その一言を聞いて私は驚いた。
私は,商店街の変わりようと,父のその言葉とを思わずダブらせた。「地域の衰退」,「地方の衰退」ということを改めて感じた。


話がかなり脱線したが,これから仕事が落ち着いてできるようになったら,せめて年に2回は帰省したいものだと思う。そしていつかは「いいひと」と一緒に行きたいものである。

*1:以前は個人経営のお店が多かったのだが,空き家や空き地が目立っていた。

*2:市電・健軍終点のスイス洋菓子店もなくなっていた(泣)。

*3:1980年代初めに《週刊少年ジャンプ》で短期間連載された《熊元拳》(確かそんなタイトル―「くまもとけん」と読む―)という漫画には,健軍商店街の吉久書店が登場していた。

*4:文具店。こちらは健在。