ハチクロつながり・フィルムマラソン(3)

観てから時間が経ってしまいましたが、覚え書きとして。


リリィ・シュシュのすべて》
蒼井優さんの映画初出演 (主演ではない) 作品。
観たあとでやりきれなさが残った。登場人物たちの日常はだらだらと続いていくし、続かざるをえないと感じる重たさが残ってしまう。
田んぼが広がる地方都市という舞台設定や、いじめや「援助交際」などのファクターを織り込んでいるところに一定のリアルさらしきものを感じることはできる。
でも、それ以外に感じたものといえば、ただただ彼/彼女らの日常が〈痛い〉ことだろうか。今の時代にもし私が10代だったら、かなりキビシイことになってるかも知れないな。


あと、中心人物ではないリリィ・シュシュその人について。うーん。もし実在するミュージシャンだったなら、私の趣味ではない。エーテルが引き合いに出された時点ですでに。
このご時世でエーテルという概念が鍵となって語られるようなポップミュージックってないような気がするから。


岩井作品を観たのは2本めだが、いまのところはまだ好きになれない。何かぼんやりした、居心地の定まらないような感じが残ってしまうのだ。