今月聴いたCD-2005・09

ランキンタクシー 《アミシャツ魂》 (2005年,OVERHEAT RECORDS,OVE-0093)

《 RuffBiz Today 》*1以来,私は彼の CD を聴けずにいたが,今月の初めに新星堂に行ったとき,期せずしてこの新譜を見つけた。

私には久しぶりだった本作*2,ランキン節が深みを増している。彼の王道(?)である恋愛路線もの (「自分も頑張れるかな?」という気にさせる) 。 《実の娘をナンパ》*3 のようにほろりとさせるもの etc 。2年前に自転車で転倒して大怪我してから,いろいろ苦労されているようで,歌詞からもそのことは伺える。でも,じつに自然体だ。



また,ランキンと言えば,風刺の効いた〈社会もの〉というべき領域も忘れてはいけない。本作でも,沖縄 (《ネバギバ美ら島》―日米安保ファルージャ (《 FALLUJAH 》―米占領軍によるイラク民衆大虐殺) を俎上にのせるあたりが彼らしい。

シンプルな言葉ほど,いろんな受けとめかたができる。《 MENTAL SLAVERY 》はまるで,小泉自民党の〈劇場型ファッショ政治〉にまんまと乗せられている私たちじしんへの警告を発しているかのように,私には聴こえた。



シンプルな言葉ほど奥が深い。言葉のもつ力に気づかされるのも,ランキンタクシーのレゲエ DJ の凄いところだ。



浜崎あゆみ 《 fairyland 》 (2005年,AVEX,AVCD-30809)

あゆの今年の〈夏シングル〉である。この前作の《 STEP you / Is this LOVE? 》に比べると,私には印象がいまひとつ薄かった。
でも,タイトル作に感じる清涼感は,それはそれで心地よい(仕事中に流れたりすると気分が晴れてくる♪)。

カップリング曲《 alterna 》の歌詞の〈肚の据わりよう〉にはただならぬものを感じる。昨年発表の《 INSPIRE 》の詞が重なってくる。アルバム《 MY STORY 》以降のあゆは,新しい段階に入ったのではないか。最新シングル《 HEAVEN 》も早く聴きたい。

*1:1995年,ポニーキャニオン

*2:このタイトルは何なんだという気もするが

*3:本人の実話らしい。彼にもいろいろあったんだなぁ。。。