今月聴いたCD-2005・08

渡辺香津美 New Electric Trio 《 Mo'Bop(モバップ)》 (2003年,イーストワークスエンタテインメント,EWSA-0080



月初めの最も暑かった時期に聴いたのだが,勢いのある曲なんかは特に,私の気分にぴったりだった。冷房などない部屋で,汗だくになりながら料理をしているときに聴くと,まるで(乗ったことないけど)ヨットにでも乗っているような気持ちになってくる。香津美さんはいつもカッコいい!私も,彼のように歳を重ねたいものである。



スネークマンショースネークマンショー(急いで口で吸え!)》 (1981/2003年, Sony Music Direct(Japan), MHCL323),スネークマンショー・アンソロジー》 (2004年,ユニバーサル,UICY-1255〜6)



タワーレコードの邦楽コーナーを覗いていて,偶然,スネークマンショースネークマンショー(急いで口で吸え!)》 を見つけてしまった。
買うかどうか迷ったが,最近の若い店員さんにスネークマンショーの面白さがわかるだろうか…?一度売れてしまったら,もう補充されないかもしれないと思い,買ってしまった。



このアルバムは私にとって思い出深いものだ。発売当時,確かまだ小学校は卒業してなかった頃だと思うのだが,ある同級生宅で「面白いレコードがあるけん,聴かんね」と言われて,一緒に聴いたのがこれだった。ピンクを基調にしたどぎついジャケット,毒のあるギャグと楽曲を満載した内容のこのアルバムにみごとにハマってしまった。
このアルバムのなかの一押しはやはり,楽曲では 《 咲坂と桃内のごきげんいかが ワン・ツゥ・スリー 》*1,ギャグでは 《 はい、菊池です 》 あたりだろうか (どれも面白くて,迷うんだよなぁ) 。およそ20数年ぶりで聴きなおしても抱腹絶倒。



スネークマンショー・アンソロジー》 は,ツタヤで見つけて,即借りて聴いた。ライナーノーツらしきものが中になかったのだが,検索で調べてみると,1976年から80年までのあいだに放送されたラジオ番組 《 スネークマンショー 》 で放送されたギャグを収録したものらしい。



改めてギャグのセンスに驚く。とにかく風刺がキツイ。こんなギャグが AM でオンエアされていたんだろうか!*2お子様が聴くには刺激が強いだろう。あ,でも,最近の子どもって,我々の世代よりもずっとずっと強い刺激にさらされているか。。。



スネークマンショーのギャグはブラック度が高いから,好みは分かれるだろう。しかし,次のように言えば,批判も受けるかもしれないが,そのギャグを近過去への懐古趣味として聴くのではなく,その〈風刺〉の姿勢から何か吸収できないだろうかと思う。(05・08・23 この項加筆修正)

*1:「史上初の,日本語によるラップ」という評価もあるらしい。HIPHOPのラップより,もろに七五調のこの曲のほうが,私は好き。

*2:《成田第13機動隊》 や 《青白い狼》 などは,当時の出来事についての知識があれば「なるほど」と感じるギャグ。