今月聴いたCD-2005・06

スガシカオ 《Sweet》 (1999年 キティ KTCR-1652)

先日 TV をつけてたらスガシカオさんが出てた番組をやってて,彼が最初に「スガシカオです。年齢は38歳です。」と自己紹介したのを聞き,「えー!俺より年上かよー?!」と驚いた。彼の声質や音から想像して,20代後半ぐらいの人だろうとずっと思っていたからだ。こんな些細なことが聴いてみたいと思うきっかけになるから面白い。
...おおっ,ファンクだね,これは!詞もよい。恋愛と別れを経験したことのある男なら〈身に覚え〉のある,なにかしら居心地の悪い感情をうまく言い当ててるというか。冒頭の《あまい果実》からして,「相手への思いが募って,思いが反転してしまいそうな」ギリギリのところを歌にしてるようでぎくりとする。
言葉の,リズムへの乗せ方が特に絶妙に感じたのは《夜明けまえ》。聴いてて気持ちいい。いま全盛の HIPHOP 的なものよりも断然いい。
彼についてウェブ上で検索して,プロフィールなど読んでみたが,経歴も興味深い。また一人,ゆっくりと聴いてみようと思う人が増えたなって感じ。


ミッシェル・ガン・エレファント 《ロデオ・タンデム・ビート・スペクター》 (2001年 日本コロムビア COCP-50617)

(…今月は野郎づいてるな。) ヴォーカル,ギター,ベースの音の重なり具合が絶妙で,聴いててゾクゾクした。この音/このヴォーカル以外にはもう考えられない,荒削りのようでじつは練られたアンサンブル。個人的には特にベースがいい!まるでウッドベースを聴いてるような(音はもちろん,電気なんだけど)どこか独特の味がある。
「ラブとピースは違うことなのさ」(《ターキー》)。このフレーズは秀逸。なぜ〈ラブ&ピース(愛と平和)〉などと一セットにして語りたがる人は後を絶たないのだろうか。


# 《COWBOY BEBOP O.S.T1》 (1998年 ビクター VICL-60201)

レンタル屋さんの棚でふと見つけてしまった,知る人ぞ知る TV アニメのサウンドトラック。実際の放送を1度だけ見たことがあって,そのときに音楽がやたらかっこいいと思った。あの音楽をそれからずっと聴いてみたかったのだが,ずっと機会がなかったのだった。
いやぁ,めちゃめちゃ濃い演奏だ。。。車の運転中にかけたら事故りそうだ(w)!文句なし!


浜崎あゆみ 《 Ayu-mi-x ll version Acoustic Orchestra 》 (2000年 AVEX AVCD-11799)

セカンドアルバム《 LOVEppears 》を基にしたアコ・オケのリミックス。《 Fly high 》や《 Boys & Girls 》といった〈上げ上げ〉な曲がどう料理されてるかが気になってたが,オリジナルとはまた違った印象を呼び起こして,これはこれで〈!〉。
あゆの〈ヴォーカル〉と〈詞〉がはっきりと際立って聴こえてくる。このアルバムだと《 TO BE 》とか,《 immature 》など。いやぁ…特に《 immature 》は泣ける。涙が出てしまう。室内楽的なアレンジがツボにはまる。あとアレンジで印象的なのは《 And Then 》。