(ちょっと早い)今月聴いたCD/2005-05

Patti Smith Group 《 EASTER 》 (1978/'96年 BMG/ARISTA BVCA-7396)
アルバムのタイトルなど気にしてなかったが、訳詩を読んで、彼女じしんの信仰心がこれほどまでに披瀝されたものだとは予想してなかった。それでいてロックンロール。…邦楽だとまずありえないタイプのアルバムだろう。
《 Because the Night 》は、私にとっては盛り上がる曲なのでもちろん好きだが、そこからの4曲がすばらしいと感じた。《 Ghost Dance 》で繰り返される "We shall live again..." のリフレインに涙が出るし、《 Babelogue 》から《 Rock'n'Roll Nigger 》への疾走感もたまらない。《 Babelogue 》はもともと詩の朗読のライヴ音源らしいのだが、「えっ?詩の朗読ってこんなに盛り上がるものなの???」と思ったり。
ポップな冒頭から、聴き進んでいくにつれて演劇的な (←うまい表現が見つからない。。。) 感じのする曲で終わるのもいいなぁと感じる。ほかのアルバムもこれから聴いてみたい。



浜崎あゆみ 《 STEP you / is this LOVE? 》(2005年 AVEX AVCD-30723 ※シングル)、《 A BALLADS 》(2003年 AVEX AVCD-17278)
《 STEP you 》、アップテンポな感じでよいです。〈このへんで諦める?/それともがんばっちゃう?〉と歌われたら、〈うん、がんばる!〉と答えたくなるでしょ。やっぱ(w)。歌詞に英語をほとんど使わないあゆなので最初は違和感あったが、リピートかけて聴くとハマる!
《 is this LOVE? 》。〈どうして私じゃないの?って/滑稽でくだらない問いかけなんてしないけど〉…私はいつも自問してばかりのような。。。自分のことはともかく(w)〈あゆ節〉を感じる。
《 A BALLADS 》は言わずと知れたバラード物のベスト(長くなるので感想は省く)。



イースタン・ユース 《 其処カラ何ガ見エルカ 》(2003年 キングレコード KICS-1000)
うーん。悪くはないんだけど、今の私とは〈波長が合わない〉ような。。。聴いててどこか辛いというか、噛み合うものがないというか。歌詞の〈俺は〉とか〈俺が〉が耳障りに思える。おそらく私がもっと若ければまだ何か感じるところがあったのかもしれない。あるいは久しぶりに邦楽の男性ヴォーカルを聴いたからなのかもしれない。評価は今のところ〈保留〉。いつかまた彼らを聴く機会があるかもしれない。



THE SMITHS 《 MEAT IS MURDER 》(1985/'97年 WEA/WMJ WPCR-2510)
t.A.T.u 《 200KM/H IN THE WRONG LANE 》(2003年 ユニバーサル UICS-1065)
THE SMITHS の《 MEAT IS MURDER 》を久しぶりに聴きたいと思い、レンタル店で CD を手に取ったとき、このアルバムに収録されている《 How soon is now? 》って確か、t.A.T.u がカヴァーしてたよな…と思い出して、記憶を頼りに t.A.T.u の棚に行ってみると、収録されてるアルバムがあったのでそれも借りた。
《 MEAT IS MURDER 》は、20代初めの頃によく聴いたアルバムだが、私には《 Queen Is Dead 》や《 HATFUL OF HOLLOW 》に比べるとちょっと影が薄い。でも冒頭の長く曲がりくねったようなギターのイントロに、あぁ!ザ・スミスだ!ジョニー・マーだ!と、懐かしくなった。
t.A.T.u だが、初来日時の一連の事態は結局何だったんだろう。それがもう10年ぐらい前のことのように感じる。でもまだ2年前のことだったんだね。
あの頃はTVで冒頭の2曲(《 NOT GONNA GET US 》、《 ALL THE THINGS SHE SAID 》)のさわりの部分しか耳にしなかったが、今こうしてフルアルバムで聴いてみるとなかなかいいやん!と感じる。すごくキャッチーだし。ヴォーカルもいいし。
彼女たちがなぜ、よりによって(?) THE SMITHS の 《 How soon is now? 》をカヴァーするに至ったのかはわからないが、これもまったく別物のように聴こえてよい感じ。…えっ!!!このアルバムってトレヴァー・ホーンも噛んでるんだね!知らなかった。。。
初来日時のあの事態が影響してるのかどうかは、私には定かではないが、t.A.T.u、《一発屋》で終わってほしくないのになぁと思う。