今月聴いたCD

MANIC STREET PREACHERS 《THE HOLY BIBLE》 (1994年 SME/EPIC ESCA-7720)
じつは今月もずっとあゆ漬けで、その合い間に久しぶりに他のものを聴く状態となった。再聴。
1994年に出されたマニックスのサードアルバムで、リッチー・ジェイムスが参加した最後のアルバム (このアルバムを出した直後に彼は失踪し、未だに安否がわからない) 。久々に聴き直したが、重く、暗く、緊迫感ある音は、まさにリッチーが自らの心身を削りに削っていくその叫びのように感じる。リアルタイムで初めて聴いたときには、「このバンドはこれから先どうなるんだろう?」と心配さえ感じたほどである。(私はこのアルバムを当時、なぜか出勤前の BGM にしていた。)
アメリカ、拒食症、革命、ナチズム…、それぞれの楽曲の詞のなかにうかがえるテーマも、あたかも20世紀を総括するかのようですさまじい。2年ぶりぐらいで聴きなおしたが、リッチー・ジェイムスのセンスの凄さに敬服。



浜崎あゆみ 《 I am... 》 (2002年 AVEX AVCD-17037)
あいかわらずあゆ漬けだが聴くペースはゆっくりになった。正規のフルアルバムはすべてカセットに録音してしまったが、ここにきて一つ一つをもうちょっとじっくり聴いてみようかと感じた次第。
4枚目のアルバム。本作が発売されたころ、私にとってあゆは〈関心のそと〉の人だったのだが、アルバムを聴いてみると、聞き覚えのあるメロディが2曲あった(《 Daybreak 》、《 A song is born 》)。あゆ、恐るべし(w)。
それまでの方向性からすると平版さをの3枚のアルバムと比べると、バラードっぽい方向性がぐっとでてきたような印象を感じる。いわゆる〈メッセージソング〉のような歌もある。ただ、私の好みでは《 UNITE! 》のように、〈自由〉と〈愛〉とが並んだような詞は苦手で、むしろ《 evolution 》のように、〈こんな時に生まれたけど、だからあなたに出会えたんだよ〉といった詞のほうが、私は好きだ。そんな言葉をいつか誰かに言いたいよなぁ。
〈この世界が勝者と敗者の二つに分かれるとしたら、僕はいつだって敗者でいい、敗者でいたい〉とうたう 《 no more words 》 も良い。この詞の感覚をもち続けたい。

この項、05.03.04修正加筆。〈平版〉だと評したのはやはり間違いかなと思ったため。)

#今月、マニックスは久しぶりに来日した。もちろん今のマニックスも大好きである。1994年の来日時には福岡でもライヴを行なったのだが行けず、今回もまた然り(大阪どまり)。いつかまた来てほしい、福岡に。。。