今月聴いたCD

Bonnie Pink "Even So" (2004年、WPCL-10090)
今回のこのアルバムはトーレ・ヨハンソン御大がプロデュースを手がけたそうだが、ギターは Bonnie さんが弾いてるのかな?ざっくりと編まれた毛糸のセーターの手触りのような…と形容したくなるが、凛とした―何か〈痛み〉を伴った潔さも感じる。恋愛について歌っててもべったり甘くはなく、そこにリアルさを感じて共感できる。


佐野元春&THE HOBO KING BAND "THE SUN" (2004年、POCE-3800)
佐野さんが現在のバンド(THE HOBO KING BAND)で活動するようになってから、じつは私はあまり熱心なリスナーではなくって、今回古巣の EPIC を離れて、独自のレーベルを立ち上げたと聞いていたので、さてどうだろうと思って、ほんとに久しぶりに聴いてみた。佐野さん確か年齢が40代半ばだと思うのだが、〈大人のポジティヴィティ〉を感じるのだ。若造のある意味〈世間知らず〉なそれではなく、生活と経験を重ねていったうえで発露する〈ポジティヴィティ〉というものがもしあるとするならば、こんな歌になるんだろうなと思わせる(《恵みの雨》や《観覧車の夜》など)。
あるいは、生活観がかいま見えるような曲(《希望》や《レイナ》など)も、以前の佐野さんのイメージを引き摺ってきた私のようなものからすると、〈おやっ?!〉と発見がある。
しかし、《国のための準備》の詞は、佐野さんならこんな書き方になるんだろうが、ターゲットがぼやけてしまってるのが残念。このご時世こそ、せめて《警告どおり 計画どおり》ほどのストレートさが欲しいよなと、私は感じる。
ここんとこずっと佐野さんのリスナーとしてはふまじめだったが、また新たに彼のうたを聴いていこうと思う。(あ、たしか全国ツアーやるんだよな。福岡に来るんだったらぜひ観にいきたいが。。。)


浜崎あゆみ "Memorial address" (2003年、AVCD-17410/B)
この人を聴くのは初めて。レンタル屋に行っても種類がありすぎて何から聴けばよいのか判断に迷った。職場で昼シフトで働いてる人(20代・女性)がファンらしいので、勇気を出して質問したところ、貸していただいたのがこれだった。ゴージャスな感じのパッケージと音で、自分の日ごろの嗜好とまるっきり違うので最初は面喰った(w)が、意外と慣れやすかった。詞はほとんど本人が書いてたのも私には意外で、しかも小難しくない言葉で書いているので、耳に入りやすかった。確かに私などより若い人たちにはすうっと入っていきやすいのかもしれない。さらに聴き込むのはこれから。