いかりや長介さんを追悼する

未明にウェブを見ていると、いかりや長介さんの訃報が飛び込んできた。朝シフトのときには店にある、訃報記事が載った新聞を買ってしまった。
もう70歳を越えてたことにすら「え?もうそんな年だったの?」と驚いた。何せ 《8時だョ!全員集合》(TBS系) や 《ドリフ大爆笑》 (フジテレビ系)などを観ながら育ったので、そのころのイメージが抜けきれないままだったから。《全員集合》 がよく、大人たちから「低俗(俗悪)番組」(*1)だと言われていたのも記憶にある。私が中学生の頃から裏番組で 《オレたちひょうきん族》 (フジテレビ系)が始まっても、私はずっと 《全員集合》 を観ていた。今にして思えば、 《全員集合》 や 《欽ドン》 が終わって以降というもの、お笑いの質がすっかり変わっていったような気がする。その意味でもドリフのお笑いは画時代的だったのではなかろうか。
私は彼の熱烈なファンというまでではなかったが、その存在感は大きいものがあった。最近の俳優としての活躍にも好感を抱いていた。また一人、一時代をつくったかたが亡くなられ、私はある種の喪失感を感じているところだ。

(*1)以前は、「子どもに見せたくない」「教育上よろしくない」と大人一般が感じる番組に対して、この言葉がよく使われていたように思うが、最近聞かなくなってしまった言葉だ。だがむしろ最近のほうが、人のトラブルや、露悪的に人を「試す」ことを番組のネタにしている点では「俗悪」なんじゃないの?と感じることが多いが。