年明け早々から

  • 少しは静かに新年を祝えるかと思ったが、小泉首相が早速靖国参拝をした。今回で4度目だが、いずれも「8.15」に堂々と参拝してはいない。「初詣でという言葉がある。いつか参拝しようと思っていた。決めたのは今日だ」(東京新聞ウェブ版速報より)などと彼は言っているが、彼はいつもこうだ。「思いつき」で決めたかのように語るが、批判をかわそう(封じよう)として結局、その行動は姑息なものになる。そして、批判に対しては、全然説明にもならない「ワンフレーズ」式の恫喝でしか対応できない。(それをはね返せないメディア、そして私たち「大衆の気分」もさらに問題だろう)
  • 彼はかつての神風特攻隊に心酔しているようだが、自分自身にではなく、イラクに派兵される自衛官に「特攻隊」精神を要求するのだろうか。「戦死者」が出ることを十分承知で派兵を強行していることと、今日の参拝は必ずしも無関係ではないだろう。
  • イラクで殺害された2外交官の「死を無駄にするな」といって、さらに犠牲者を出すイラク派兵を強行する―「追悼」がさらなる「国家による死」を準備する社会は、いま始まっていると感じる。「平和」を願うこと、それを口にすることはたやすい。その願いを無力にしようとする動きに、今年も抗っていきたい。