本の買い取り・てんまつ記

改めて数えたら,今回は7度目の引っ越しとなった.
結局,これまで住んできた場所は広くても6畳一間を出るものではないのだけど,毎回本とCDの処分には悩まされる.前に住んでた場所では,書店員をしていた時期が長かったので,商売柄かなりの本とCDを買い込んでしまってたのだった.
今回は結局,蔵書の3分の2(約400冊)を処分せざるをえず,まず,某有名新古書店チェーンのお店に引取りを頼んだ.すると引き取ったのは40冊ほどで,1680円だった.引き取っていったのはマンガや写真集と若干の文庫本.それでも引き取られないよりはマシだったが,「こんなものか...」と少しガッカリ.
退去を2日後に控え,残りの300冊以上をどうかしなければならない.しかも動けるのは1日しかない.以前,何度か持込で買い取ってもらっていた古本屋さん(こちらもチェーン店)を頼るしかないと思い,翌日持ち込んでいったのだった.残りの本はハードカバーが多くなってしまったが,これまで何度か買い取ってもらい,買い取り価格も高めのお店だったのだ.
しかし,結果は250円!!その前に買い取ってもらったのが3年以上前のことだったが,もっと高く買い取ってもらってた記憶があった.この3年ほどの間に,事情がかなり変わってしまったのだろうか.
思い当たる点といえば,そのお店は以前あちこちに新店をオープンしていたのが,最近ではその一部が閉店したり,店の形態を変えていたりしてることだろうか.最近流行のコンビニライクな新古書店とはちがって,結構専門書や硬派(この言葉も最近聞かれなくなった)な本も揃っていて,買取値段にも期待してたのだが,あまりの安値にほんとうに衝撃を受けてしまった.お店の在庫が過剰になってしまってるのではないかと,いらぬ心配までしてしまう.
古本屋とは直接のつながりは薄いにしても「出版不況」の傾向には,なかなか歯止めがかからない.本がますます読まれなくなっているのだろうか?...この調子だと次にどこに買取を頼めばいいのか...