AGPTEK R09(4)

AGPTEK R09のMP3再生機能について書きます。

前回書いたように,MP3もモノラル再生です。機体のイヤホン端子はステレオなのに,この点が惜しいところです。

なので,私は高音質のモノラルイヤホンに「ステレオ→モノラル変換アダプター」を装着してイヤホンジャックに接続することで対応しています。(私じしんの加齢が一番の原因でしょうが ^^; 最近,両耳をイヤホンでふさいで道を歩くと,少し危なさを感じるようになりました…。)

操作はシンプルで,高度な機能はない。

そして。人によってはさらに残念に感じるかたがあるかもしれませんが,MP3タグの表示,ランダム再生やフォルダ内リピートとか,そういった機能はありません。R09にはデジタルなディスプレイがないので,まぁ致しかたありません。

|◀◀ 前の曲。長押しで再生中の曲を巻き戻し

▶|| 再生/一時停止。長押しで1曲のリピート/全曲のループ再生切り替え

▶▶| 次の曲。長押しで再生中の曲を早送り

この点,かつてのカセットテープレコーダーの操作感に似ていると感じます。microSDカードは64GBまで対応しているようですが,実際に音楽を楽しむぶんにはそこまでの容量はいらないんじゃないの?と思います。場合によっては目当ての曲を聞くために,ひたすら |◀◀ や ▶▶| を押し続けることになります。

機体の裏面には “AGPTEK R09 DSP full band radio” と表記されています。あくまでもラジオがメインの機能なんだということなのでしょう。

USBメモリ内のMP3再生について

機体上面にUSBスロットがあり,USBメモリを挿して,メモリ内のMP3を再生することができます。但し,microSDカードを挿した状態でUSBメモリをしても切り替わること

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はありません。どちらかのみを挿して聞くことになります。

なお,R09に録音機能は一切ありません。これは妥当な仕様だと思います。というのは,仮にあったとしても,DEGEN DE1127/DE1131のようにFM録音にノイズが乗ってしまうなど,ろくなものにならなかっただろうと思うからです。

短波放送が聞けるというのが珍しい。ポケットラジオとしては十分な感度だと思います。機体はでかいが,携帯できないほどではない。今の季節ならジャンパーやコートのポケットには収まります。録音機能はないが,ラジオに飽きたらMP3⇔MP3に飽きたらラジオ…という使い方ができるので,けっこう使えると思います。LEDライトも意外なときに便利さを発揮するかもしれません。

AGPTEK R09については,今回で締めくくります。

AGPTEK R09(3)

今回はAGPTEK R09の操作まわりについて書きます。

残念ながら,イヤホンでもモノラル再生です

箱から取り出して内蔵のモノラルスピーカーを鳴らします。まあ普通の音質です。けっこう大きい音が出せます。DEGEN DE1131も大きい音が出せますが,どことなくふわふわした感じです。それに比べるとR09は手堅く感じます。

今度はイヤホンジャックにステレオイヤホンを挿してみます。FM放送を聴いてみます。

「やったー!両耳聞こえるー!」…と思ったのも束の間。音に立体感がありません。モノラルだと分かりました。

次に,MicroSDカード内のMP3を鳴らしてみます。MP3もモノラルでした。f:id:noisycembalo:20171202153420j:plain

じゃあ,モノラルイヤホンにするかと挿してみたら,合いません。イヤホンジャックはステレオ端子のようです。なので,ジャックとイヤホンの間に“ステレオ→モノラル変換アダプター”を噛ませて使ってます。100均のステレオイヤホンの片耳の線を切って使う手もありますが,音質上あまりお薦めはいたしません。せめてFM放送受信とMP3再生はステレオ対応にして欲しかったなと思う次第です。「どうしてもステレオじゃないと嫌だ」という方には,購入をお勧めしません。

機体右側面:ラジオおよび機能切り替えの操作

左側から順に,チューニングダイヤル,ボリューム操作,RADIO/MP3/OFF切り替えスイッチです。

機体がでかい分,チューニングダイヤルも大きめです。これは少しでも微妙なチューニングができるように配慮してるということなのでしょうか?…そう受け取っておきましょう。f:id:noisycembalo:20171201143344j:plain

機体上面:MP3インジケータ,USBスロット,バンド切り替えスイッチ

機体は十分自立します。機体上面の右側にあるスイッチでFM,AM,SW1,SW2と4バンドの切り替えができます。ラジオを聞く分には,アナログのポケットラジオと全く同じ操作です。

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左側にはUSBメモリのスロット。その真上にMP3インジケータがあり,MP3再生時には赤く点滅します。

機体左側面の操作について

左から順に,①LEDライトのスイッチ,②MP3 前の曲/巻き戻し・再生/一時停止・次の曲/早送り,③充電用USBスロット(mini-B),④イヤホンジャック(ステレオ端子),⑤microSDカードスロット,⑥LEDライト部。その真上に⑦充電インジケータがあります。

MP3再生については次回で書きます。

③は充電専用で,これでPCに挿して充電はできますが,PC内部との連係はできません。⑦の充電インジケータは充電中に点灯(点滅ではありません)しますが,満充電になっても自動で消えてはくれません。取扱説明書には「毎回充電時間は4-6時間。安全のために,毎回充電時間は8時間以下にしてください」とあります。毎日寝る前に充電しますが特に問題はありません。

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AGPTEK R09(2)

AGPTEK R-09のラジオ機能の感想です。

結論から言うと,FM,AM(中波),SW(短波)すべて感度は並です。ポケットラジオとしては十分な感度だと思います。

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FM:DSPラジオの特徴はFMの感度が良いことでしょう。ただ,R09では感度がわずかに弱めに感じます。「わずかに弱め」というのは,他のDSPラジオでは聞こえる“少し遠くの局”や“出力の低い中継局”が,屋内(築45年の木造アパート)では聞こえない点を指します。私は北九州市小倉北区に住んでますが,少し遠くの局はCOME ON!FM(76.4MHz,下関市),FM山口(77.7MHz,下関),NHK-FM(82.2MHz,下関),KRY山口放送・下関FM(92.3MHz)。中継局はNHK-FM(83.1MHz,門司)といったところです。他のDSPラジオでは受信できるこれらの局が屋内では聞こえません。ところが屋外ではCOME ON!FMと,KRY山口放送・下関FMははっきり受信できることがあります。

AM(中波):地元局を聞くには十分な感度です。夜間には遠くの局がけっこう入ります。チューニングダイヤルを回していくと,いろんな局がボツボツと引っかかってくる,あの感じを味わえます。ただ,KBSワールドラジオ(1170kHz)と,RKBラジオ(1197kHz,北九州=地元局)の間にあるMBSラジオ(1179kHz)は聞こえません。微妙なチューニングを要する遠距離受信には向いてないのでしょう。中国国際放送(1044kHz),KBSワールドラジオ(1170kHz),FEBC/HLAZ(1566kHz)などの局は十分に楽しめます。

SW(短波):電波の強い局は聞こえます。BCLラジオのような受信のしかたには向いてないです。うちの近所ではラジオ日経の入りは良くないのですが,夕方の台湾国際放送朝鮮の声放送,夜の中国国際放送などはよく入ります。SW1は3MHzから聞けるようなので,3480kHzの人民の声放送も聞けます。周波数の目盛りは,周波数帯によってだいたい目安になる部分とそうでない部分があります。5MHzの標準電波が「6」の近くで聞こえます(汗)

総じて,地元局を聞くには十分な感度ですが,シビアな遠距離受信には向きません。散歩のお供,あるいは旅行などの出先で「どんな局が聞こえるかな?」と探るには,十分遊べるラジオだと思います。

次回は操作まわりについて書きたいと思います。

AGPTEK R09(1)

久しぶりにラジオ+MP3プレーヤーを買いました。

この手のものは既に DEGEN DE1127とDE1131を持っています。DE1127 は携帯性が良いのですが,内蔵メモリーが4GBと物足りず,DE1131は「タッチパネル操作」に挑んだのは分かりますが,かえって使いにくさを感じます。両方ともFMの感度は良いほうですが,中波・短波はいまいちです。

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AGPTEK R09(左)とDEGEN DE1127(右)

一昨年ぐらいまでお金に余裕があればいろんなラジオを買ってましたが,今では製品の画像を見ただけで「感度がいまいちそうだなぁ」とか,予想が付くようになってしまいました。

最近,Amazon で安いものをちょこちょこ買い物することを覚えてしまい,1,800円で短波放送が聴けて,MP3プレーヤーでもある,このブツに飛びついた次第です。

まず大きさ。でかいです。昔のポケットラジオよりも一回りでかいです。携帯できる大きさではあるのですが,ズボンのポケットには入りません。

そしてDSP+指針式のチューニング。DSPラジオはデジタル式の周波数表示と相場が決まってると思ってましたが,これは昔ながらの選局操作ができます。

今回から数回に分けて,使っての感想を上げていこうと思います。

北九州市戸畑区にて,海辺でのFM局の聞こえ具合

朝から,小倉→戸畑渡場まで自転車で走りました。

渡場横の公園で,FMの周波数帯(76〜108MHz)を,どんな放送局が聞こえるか探ってみました。

中国語のFM局数局・韓国のFM局1局,Eスポが出ているのを確認しましたが,局名の確認には至らず。中国語局は大陸なのか,それとも台湾か???(追記:90.9MHzの局は台湾の「貓貍廣播電台」と確認できました。他の局も台湾のFM局だと思われます。)

驚いたのは,遠く福岡から山口県美祢市あたりまでのFMの電波が多数受信できたことです。福岡市近郊の電波がどうやって伝わるのかが興味深いところ。やはり大きく海でつながっているのかなぁと感じます。88.2MHzの AIR STATION HIBIKI は北九州市若松区にあるコミュニティFM局で,小倉北区では聞こえませんが,さすがに戸畑区まで来るとはっきり聞こえます。

受信日時:2017年5月27日 09:30〜10:10JST

受信機:TECSUN PL-380

アンテナ:付属ロッドアンテナ

受信地:福岡県北九州市戸畑区北鳥畑町

周波数(MHz) 放送局名 備考
76.1 LOVE FM(福岡)  
76.4

COME ON! FM(山口県下関市

CFM
77.0 CROSS FM(北九州) 地元局
77.7 FM山口(下関)  
78.5 FM KITAQ(北九州市小倉北区 CFM
79.2 FM山口(山口)  
80.0 FM福岡(北九州) 地元局
80.7 FM福岡(福岡)  
81.5 NHK-FM山口県美祢市  
82.2 NHK-FM(門司)  
82.7 LOVE FM(北九州) 地元局
83.1 NHK-FM(下関)  
83.3 NHK-FM山口県宇部市  
83.6 NHK-FM(行橋) 信号弱・雑音多
83.8 NHK-FM山口豊田) 信号弱・雑音多
84.1 FM福岡(宗像)  
84.8 NHK-FM(福岡)  
85.3 NHK-FM(山口)  
85.7 NHK-FM(北九州) 地元局
86.4 山口放送長門または美祢) FM補完放送 
88.2 AIR STATION HIBIKI(北九州市若松区 CFM
88.6 FM山口宇部 信号弱・雑音中
89.1 中国語局 混信
90.1 中国語局 女声CM
90.7 中国語局 男女トーク
90.9 貓貍廣播電台(台湾) 方言のあと,標準中国語で局名アナウンスを確認できた。
91.3 中国語局 台湾(?)
91.5 RKBラジオ(北九州)

地元局 FM補完放送

92.1 中国語局 女声・英単語混り
92.3 山口放送(下関) 意外に雑音多
94.0 KBCラジオ(北九州)

地元局 FM補完放送

95.9 釜山文化放送(韓国)

国民健康保険CM,番組名「女性時代(여성시대)」を確認。

97.3 中国語局 女声・方言
99.1 中国語局 男女・雑音多

遠距離受信は夕方が狙いめ?

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一日中部屋にいても気がふさぎがちになるので,求職活動の合間ですが,夕方の時間帯にラジオを持って外に出るようにしています。今日も三萩野公園へ行きました。

16時台前半には,国内の中波局がかなり聞こえているのに気づきます。

意外なことに,夜間では受信が難しい局がかえって夕方にはっきりと受信できることに気づきました。当地(福岡県北九州市小倉北区)の場合で挙げると,CBCラジオ(1053kHz),文化放送(1134kHz…同じ周波数に高出力の韓国局があり,夜間は潰されることが多い),KBS京都(1143kHz),北海道放送(1287kHz),アールエフ・ラジオ日本(1422kHz)などです。

今日は「ラジオ番組表・2016年秋号」の「最新版・全国放送局周波数リスト」をアンチョコに,高い周波数(1602kHz)から低い周波数に向かってダイアルを回し,聞いてみました。すると複数の民放局が重なっている周波数があることが分かりました。一部記述を端折りますが,例えば;

864kHz:北海道放送福井放送ラジオ沖縄

900kHz:山陰放送高知放送

1098kHz:ラジオ福島信越放送大分放送

1107kHz:北陸放送南日本放送

1116kHz:新潟放送南海放送

1431kHz:ぎふチャン和歌山放送

などです。この場合,悩みは混信です。例えば韓国語と日本語の混信であれば,内容の聞き分けが多少はできますが,日本語同士の混信だと「あれ?これはどっちの局だ?」と判別が一気に難しくなってしまいます。微弱な局同士,同じように入感しているように聞こえる局同士,どっちも判別が難しいです。先日のように,宮崎放送(936kHz)を受信していたつもりが,いつの間にか聞こえていたのは,じつは秋田放送だった…ということも起こり得ます。

いっそのこと,TECSUN AN-200(中波用ループアンテナ)も持って行こうか…と思いますが,ちょっとした荷物になってしまうので,まだ持ち出すに至ってません。

まぁ,遠距離受信の狙いめがまたひとつ分かりました。15:30ぐらいから聞き始めるのも良いかもしれません。当地ではいま,17:30になると日暮れです。これから冬至に向かって,受信のし甲斐があるというもんです。

長いこと使ってなかった DEGEN DE1103(旧 PLL バージョン)を,最近使ってます。以前紹介した ELPA ER-C57WR も意外に使える受信機だなと思いますが,感度では DEGEN DE1103(旧 PLL バージョン)のほうがやっぱり上ですね。

現在の DE1103 は DSP 機になってしまいました。DSP 機は中波の遠距離受信が苦手な印象をもってしまっているので,食指が動かないです(それ以前に買えるだけの余裕がそもそもありません(笑))。いま開発途中だとされる DEGEN DE1108 に期待しています(その頃には新しい仕事も決まっていることでしょう)。DE1106 のように事実上の限定生産品にならないことを祈ります。

秋田放送よりベリカード届く

秋田放送からベリカードが届きました。

対応の速さに感謝いたします (^^)

普段聞こえない局からのベリカード,頂くとうれしいものです!

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